昨今、なつと言えば「なつぞら」でしょうが、今日の私は「ナツメ」です。
久しぶりに果樹畑に行ってみたところ、ナツメの木が先日の台風で根元から倒れていました。
(ナツメの木)

親父は私に、このことを何も言わなかったので、まさかの出来事です。
(ナツメの実)

枝には、たくさんの実も付いていました。
この春、急激に木が伸びたので、収穫した時にでもレポートしようと思っていたのに、とても残念です。
倒れたナツメを見ると、幹が細いにもかかわらず、主幹がまっすぐに伸びているので、確かに強風には弱そうな気がします。
主幹のてっぺんを剪定すればよかったのかもしれません。
後悔しても、いまさらですが、そう言えば、夏目雅子も痩せて背が高いイメージがありましたね。
すいません。
何の関連もなく・・・
オリンピックの影響で寝不足の毎日です。
加えて、今年の暑さは異常で、田畑に行く時間も減っています。
このため、最近の趣味の果樹は、草刈り少々、ブルーベリーとイチジクを収穫し、数時間で帰るというパターンです。
そんな中、今日は、果樹畑のナツメの木から1メートルくらい離れたところで、ナツメそっくりな幼木を発見しました。
葉っぱの形が微妙に違って見えますが、とげがあるので、たぶんナツメです。
(ナツメの木)

(ナツメの幼木)

ナツメは、3年半前に植えたのですが、思いのほか成長が早く、既に3メートル近くの高さになっています。
また、毎年のように開花していますが、一度も実を付けたことはありません。
だから、この幼木は、種から育ったものとは考えにくく、ひこばえの可能性が高いです。
大事にしたいところですが、周りの雑草が伸びてしまうと、草刈りの際に、知らずに伐採されることが予想されます。
実の付かない果樹には、冷たく薄情な私がいます。
夕方、果樹畑に行ってきました。
昨年8月に初めて咲いたナツメが、今年は、早くも花を付けていました。

昨年は、花のあとに実の付くことを期待していましたが、結局、子房が膨らむことなく朽ち落ちています。
今年は、背丈が2メートルくらいになったので、あらためて実の付くことを期待したいものです。

とは言っても、私が期待したものこそ、必ず裏切ってくれます。(植物に向けて言ったもので、決して子供たちに向けて言ったものではありません。)
果樹畑からの帰りに、日本ミツバチの巣箱をいくつか見てきました。
これも期待していたのですが、やはりミツバチの姿はありませんでした。
巣箱を確認した後、今の私の気持ちを表したような夕日があったので、最後にこれを貼付します。

見てるか!私の子供たち!
今日は、昨日の車道の草刈りに引き続き、元田んぼの草刈りも行いました。
年々、果樹の植え付け面積は増え続ける一方、私の年齢もどんどん高くなっているので、草刈りが負担になってきています。
特に今日は、暑さに加え湿度が高く、3日連続の草刈りだったこともあって、さすがの私も田んぼ半分を残して草刈りをやめました。
(草刈りを終えた元田んぼ)

気分転換に、畑に行って、ただただ散策しまくりました。
草刈りを終えた自分へのご褒美です。
果樹の木、1本1本を確かめるように見ていたところ、ほとんどノーマークだったナツメの枝に何か小さな虫のようなものを見つけました。
(ナツメの木)

最初は、何かわかりませんでしたが、よくよく見てみると花のようです。
(ナツメの花)

驚きです。
植えつけて、たった1年半で開花したことも驚きですが、こんなに小さな花とは思いもしませんでした。
木の高さも1メートルくらいしかないので、もし実が付いても枝が耐えきれるか心配です。
心配するようなことではありませんが・・・
家に帰ったところ、義母が遊びに来ており、私がナツメの花の話をしたところ、「あの子はだ~れ?だれでしょね。なん、なん、ナツメの花の下。お人形さんと遊んでる。かわいいミヨちゃんじゃないでしょか。」と歌い始めました。
なんとなく聞いたような、聞いたことのないような?
金柑の甘露煮の写真を撮った後、果樹の手入れに行きました。
畑の空いたスペースにはナツメを、元田んぼにはヘーゼルナッツという果樹を、それぞれ1本ずつ植えました。
(ナツメ)

(へーゼルナッツ)

あまり聞きなれない樹木ですが、好奇心から育てることにしました。
私は、植え付けや剪定の方が開花や収穫よりも好きで、夢中になれます。
結婚後より交際の方が、家を建てた後より建てる前の方が良かったのと同じです。
夢や目標を持って、行動しているときや経過の方が楽しく感じるからでしょう。
あくまで、私の経験上からの個人的な見解です。(怯えながらも断っておきますが、家族や生活に不満があるわけではありませんし、妻と議論するつもりもありません。)