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パパイヤのその後

朝夕は涼しいものの、昼間はすっかり初夏のような暑さになってきました。
当然、温室の中は、すでに亜熱帯地域になっているはずです。

さて、そんな中、親父から私に、枯れて切り倒したパパイヤの根元に新芽が付いているとの連絡を受けました。
さっそく、温室に行ってみると、確かにパパイヤの根元に数センチの脇芽が伸びていました。
切り倒されたパパイヤのその後
(接写)
パパイヤの新芽
もう1本は完全に枯れてしまい、何も残っていませんが、生き残ったパパイヤが樹木の仲間であることを訴えているようです。

親父いわく、「切り倒さなければよかった。」
私もそう思います。

3月のパパイヤ

雨です。

実は、昨日、親父のいとこから、知り合いの養蜂家が単枠式巣箱の二段式を欲しがっており、これを作ることで、蜂入り巣箱と交換してくれるから、親父にこの巣箱を作るよう依頼していました。
もちろん、親父は乗る気じゃなかったので断っていました。
その後、養蜂会談の延長で、夕方には実家で飲み会になってしまい、私は妻に迎えに来てもらいました。

そして、今日、実家に残した車を引き取るため、妻に実家まで送ってもらったところ、親父は二段式の単枠式巣箱の制作に取り掛かっていました。
二段式単枠式巣箱
いとこからの熱心な依頼を断ることが申し訳なく、雨天ということもあって、試験的にこの巣箱作りを受けてしまったそうです。
半日で、ほとんど仕上がっているのを見て、妻は親父をほめちぎっていました。
親父が大工であるということを忘れているようです。
それでも、親父は「大工の家じゃなく、八の家じゃ。」とうまいこと言っていました。

その後、私は、温室の草むしりを行いましたが、パパイヤのゴザを外した姿を見たところ、緑色をしているのに気付きました。
3月のパパイヤ
意外に枯れていないのかもしれません。
親父の巣箱作りの気持ちですが。

12月のパパイヤ

先日、養蜂の師匠から日本ミツバチの待ち受け箱の置き場所を伝授させていただきました。
師匠の話を聞いていると、ミツバチが簡単に捕らえらえそうな気持ちになります。
もしかしたら、私が素直すぎてマインドコントロールされているのかもしれません。

さらに、師匠は、今のうちに設置場所の下見をするよう言われました。
ちなみに、大まかな設置場所のポイントは、ネットで検索すれば出てきます。
しかし、師匠が具体的に言われたポイントは、あえて、ここでは公言しません。
これが、師弟愛というものです。
師匠を超えた時に公表するのが筋です。(単に、もったいぶっているだけですが・・・)

ということで、午後から我が家と実家や田畑の通り道を中心に、待ち受け場所探しに向かいました。
が、養蜂の皆さんは、置き場所をよく知っておられるようで、師匠の言われたポイントには、いくつかの巣箱が置いてありました。

今では、ミツバチが捕らえられない気持ちになっています。
早くも洗脳から生還しています。

結局、いくつかのポイントを押さえた後、いつもの温室に向かいました。
12月のパパイヤ
パパイヤです。
誰かが、パパイヤを助けるため、ゴザを巻いています。
私は、手遅れだと思います。
すでに、パパイヤは死んでると思っています。
しかし、ゴザを巻いた人は、私と違ってパパイヤの呪縛から解放できていないようです。


 おまけ
(アパートの2階から見た、今日の温室と果樹畑)
果樹畑

11月のパパイヤ

今日で11月は終わりですが、それでも本日のパパイヤです。

先端を切断したことと、日照時間が短くなったことや室温が下がったことで、ほとんど成長していないように思えます。
これに負けじと、親父は、室温を維持するために、根元へビニールを張っています。
11月のパパイヤ
どうしてもパパイヤを年越しさせて、多年草にしたいようです。

このように、ほかの果樹より、パパイヤだけを贔屓する理由は不明ですが、親父の単なる意地でしょうか?
それとも被害妄想からくる、気まぐれでしょうか?
痴呆でなければ良しとしましょう!

第2回養蜂会議

夕方、親父が採れたてのヒラタケを持って、我が家に来ました。
昨日は、日本ミツバチを呼ぶため、田畑に菜の花の種を播き、今日は、パパイヤが枯れるのを阻止するため、廃材でパパイヤの周りを囲むようにガラス張りにしたそうです。
私の経験上、マンゴーやアセロラなどの熱帯の植物は、いかに温室といえども、冬の朝夕の寒さにやられてしまうと思います。
パパイヤも同様です。
もちろん、夜間にストーブでも焚けば可能かもしれませんが。

このことを親父に話しましたが、当然、聞く耳を持たず、地面に廃材のじゅうたんを敷くから大丈夫と言っていました。
金柑やヤマモモは、かわいそうなくらいに伐採しておいて、パパイヤだけには変な愛着心を持っています。
しかし、パパイヤは人間ではないので、じゅうたんの暖かさがわからないと思います。

さて、今日、我が家に親父が来た理由は、インターネットで日本ミツバチの生態や巣箱などを見ながら、私と捕獲会議をすることでした。
前回、蜂の捕獲について会議をし、物別れに終わった際、私がネットを観れば理解できるから我が家に来るよう誘っていたのです。
その後の親父の養蜂熱は、冷めることがなかったようです。
もちろん、私なんかは、趣味の果樹をそっちのけに蜂に没頭し続けていました。

親父は、ネットを観ながら、「なんで、花畑がなくても蜂が巣箱に入る理由がわからん」などと言っていましたが、次第に見慣れぬパソコン画面に疲れ、しばらくすると寝入ってしまいました。
その間、蜂を捕獲するために菜の花を育てることは、無意味であることを説明しましたが、結局、これを理解することはありませんでした。

それでも、なんとか巣箱の寸法などをメモし、ちゃんとした巣箱を作る気になったようです。
でも、帰り際には、私に「パパイヤは大丈夫」と言っていました。
養蜂より、パパイヤのことが気になるようです。
(10月26日のパパイヤ)
パパイヤ

10月のパパイヤ

妻の親父は、人と接することができない人で、その代わりに毎日、明けても暮れても田畑と接しています。
米も作っていますが、そのような理由から、田植えから稲刈りまで、たった一人でやりたがります。
植物の育て方にはこだわりがあり、例えば米作りは、コンバインなど使わずに普通の稲刈り機で稲を刈った後、竿を立てて天日干しします。
この付近で、天日干しをしている農家はありません。
私たちは、今までに何度か稲刈りの応援をしたことがあるものの、やっぱり義父は自分のペースでやりたいようです。
義父は、82歳の年齢となったこともあって、今日は、私たち(息子や娘の家族)が強引に稲刈りの手伝いをしました。
(右上奥が義父)
稲干し
みんなでやれば、思ったより稲刈りや稲干しが進みます。
日曜日なので、一気に全部の田んぼを刈るつもりでしたが、義父は、いろいろな理由を付けて、刈らせようとせず、結局、午後2時頃に解散となりました。
きっと、明日から、一人で稲刈りを楽しむんだと思います。

話題は、変わりますが、田んぼで妻の家族と弁当を食べていた時、義母や義理の妹たちがあの「黒実柿」のことを懐かしい味がすると褒めてくれました。
黒実柿は、私と親父の中では、低レベルの品種で、現在、ほとんど収穫されないまま、朽ち落ちている状況です。
それで、義母たちの話を聞いて気を良くした私は、解散後、果樹畑に向かい黒実柿をレジ袋いっぱいに収穫しました。

ここで話は終わるつもりでしたが、併せて、今月のパパイヤを撮ったので貼付します。
パパイヤ
2本ありますが、両方とも実がなっています。
パパイヤの先端
屋根につっかえたため、先端を切断したそうです。
うちの親父もマイペースです。

9月のパパイヤ

シリーズパパイヤの9月号です。
突然、シリーズにしてしまいましたが、それほど成長著しい果樹です。
こんなことなら、最初からシリーズ物にすべきでした。

ということで、9月のパパイヤの根元は、
根元
大人の腕のように太くなっています。
また、先端は屋根にぶつかってしまい、
先端
葉っぱを広げることもできず、困っているようです。
それでも受粉し、
実
1個だけ実が付いています。

日が短くなって涼しくなり、これからがパパイヤの正念場になりそうです。
何より、上に伸びることができず、行き場を失って追い詰められています。
家庭内の私のようです。

誘引

今日は、果樹畑に行く前に、9月に植え付け予定のニンニクを見ようと、畑近くのホームセンターに寄りました。
すると、温泉から帰る途中という親父、お袋と親父の父の妹のグループと、たまたま買い物に来ていたという親父の姉と二女(私から見て叔母といとこ)のグループと偶然にも三つ巴で遭遇しました。
どこかで、誰かに出会うことはありますが、珍しいこともあるもんです。

さて、本題の果樹ですが、今日は、ぶどうとパパイヤです。
今年は、ぶどうの色付きが悪く、例年であればお盆の頃には、キャンベルや巨峰が真っ黒になっているところ、日照不足のせいか遅れているように感じます。

その中でも、特に前々回に紹介したアシナガバチが集まる巨峰は、全く色付く気配もありません。
温室を建てた際、親父は、このぶどうの苗を巨峰と言っていましたが、もしかしたらと思い、今日はそのぶどうを一粒食べてみました。
案の定、巨峰とは異なる味で、すでに熟れているようです。
(不詳ぶどう)
色付かないぶどう
親父と私は、マスカットなどの青系統のぶどうには興味がないので、たぶん、親父の購入間違えか業者の販売間違いだと思います。
何はともあれ、収穫できたことで良しとしましょう。

さらに、今日は、成長著しいパパイヤを見ましたが、短期間で幹が太くなっており、高さも2メートル近くに伸びております。
パパイヤ
天井に届くと思ったのか、親父が紐で主枝を誘引していました。
また、よくよく見ると、脇には黄色い花を付けており、パパイヤ収穫も夢ではなくなってきました。
パパイヤの花
帰りに実家に寄って、親父からパパイヤの話を聞いたところ、最近では、水を与えれば与えただけ大きく成長し、また、紐を結んで主枝を斜めに倒して誘引したものの、翌日には、先端が真っすぐに戻って抵抗すると自慢げに答えてくれました。
このままでは、先端が屋根にぶつかってしまうことは必定です。
このため、親父は、パパイヤのためにタキロンの屋根を取り外すと言っていました。
私は、そこまでする必要があるのかと反対したところ、いつもの不機嫌な親父に戻ってしまいました。

親父の誘引にも失敗しました。

8月のパパイヤ

タイトルのとおり、今月のパパイヤです。
8月のパパイヤ
今日の夕方に撮影しました。
どんどん大きくなっています。
高さの成長もさることながら、特に幹の太さがすごいです。
大きな実が付いても、この幹なら大丈夫です。

なんとなく、この成長の勢いは、ひまわりに似ています。
ということは、太陽のような花が咲くのでしょうか?
そんなわけはありません。

7月のパパイヤ

夕方、温室の水掛けに行ってきました。
ということで、今日は、4月下旬に植えたパパイヤの途中経過の披露です。
パパイヤ
かなり大きく成長しています。
成長が早いため、木ではなく1年草のように思えますが、ウィキペディアによると常緑小高木と書かれています。
ちゃんとした木の仲間です。

木というからには、年輪があるの?材木として使えるの?などと考えたりします。
が、このパパイヤは、きっと冬を越すことはないので、年輪も材木もありません。
「じゃあ、最初から書くなよ!」などとお叱りを受けつつ、年輪を刻んでいく私であった。
プロフィール

へーげん

Author:へーげん
自己満足の世界ですが、趣味はそういうもんです!

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