昨夜からの雨が今朝まで降り続いていました。
最近の天気予報は、まったく当たりません。
雨露が残っていれば、田畑に行きたくないので、趣味の果樹はそっちのけで、採蜜とハチミツの瓶詰めを行いました。
(いつもの採蜜)

まあまあの出来です。
そして、残り蜜の重箱処理は、いつもの実家の日本ミツバチにお願いしました。
(採蜜後の処理)

その後、先週採蜜分の瓶詰め作業を終え、採蜜処理の重箱を見に行ったところ、なんとオオスズメバチが乱舞していました。
まさかです。
こんな民家に来るとは思いもよりませんでした。
たぶん、与えたハチミツの臭いでオオスズメバチを呼び寄せたのだと思います。
それにしても、重箱を置いて2時間くらいだったのに、オオスズメバチの速攻には驚きです。
写真を撮るのも惜しんで、ただちに防護服を着用し、ラケットを右手にオオスズメバチ退治を行いました。
(退治したオオスズメバチ)

ある程度、抹殺した後、巣箱の近くにオオスズメバチを貼り付けたネズミ捕りシートを置き、さらに臭い消しとして巣門に日本酒を掛けました。
念のため、親父たちには巣箱の置いてある裏庭に出ないよう言っておきました。
一方で、明日のネズミ捕りシートが楽しみです。
昨夜、妻に日本ミツバチの巣箱がオオスズメバチの攻撃を受けており、完全防護の体勢で救出しなくてはならないことを述べたところ、妻は興味を示し、今日は共に戦うこととなりました。
(防護装備)

着ぶくれになりそうですが、オオスズメバチに刺されたことがないので、念には念を入れました。
(武器)

ラケット以外は、100均です。
そして、現場へ。
(妻と巣箱)

戦った直後の様子です。
妻は、この上からさらに防護服を着用していましたが、必死で虫取り網を振り回し、オオスズメバチを捕えると、鬼の形相で網を踏みつけていました。
趣味は楽しむものですが、相手の息の根を止めるまでやめないという、強い殺意を感じました。
そして、合戦の結果です。
善戦したものの、1箱がオオスズメバチの手に渡ってしまいました。
生き残った巣箱の周りには、オオスズメバチを貼り付けたネズミ捕りシートを置き、巣門には臭いを消すための日本酒を塗っておきました。
その後、まったく別の場所に向かい、妻と共に1段採蜜しました。
(採蜜した1段)

二日続けての採蜜です。
ちなみに、うちの鬼は、採蜜には興味がないようで、穏やかになっていました。
太平洋に次から次へと台風が生まれては、湿った空気を運んでくる影響で、私の住んでいる地域では雨の降らない日はありません。
毎日降っています。
今日も早朝は雨、そして夕立。
ずっと蒸し暑い日々が続いています。
このため、草は伸び続け、例年以上の草刈りに汗しています。
もちろん、今日も草刈りをしました。
さて、9月に入ったので、今日から本格的な採蜜を行うことにしました。
まずは、今春捕獲した8段を重ねるエースです。
(今年のエース)

なんと、オオスズメバチが巣門に陣取っています。
日本ミツバチは、怯えているのか、一匹も出入りしていません。
写真を撮った後、テニスラケットで退治しましたが、新たな敵が来る前に素早く1段採蜜しました。
その直後、近くの巣箱を確認したところ、十数匹のオオスズメバチが乱舞していました。
防護服を着ているとはいえ、さすがの私も近づくこともできず、遠くから見守るしかありませんでした。
完全防備で立ち向かわなければ、助けることはできないと思います。
いずれにしても、この付近の巣箱は、消滅しそうな気配を感じます。
その後、元田んぼに向かい栗拾いをした後、気になっていたキウイ棚下の巣箱の内検を行いました。
(昨年からのエース)

盛り上げ巣を含め8段を重ねているので、重量があるため、少し斜めに倒して確認しました。
すると、土台のアオヤギ式巣箱の表面にシロアリがうじゃうじゃ。
(シロアリ)

8段目を外し、7段に減らした巣箱を、気合を入れて持ち上げ、コンテナの上に置きました。
7段目はシロアリに侵されていないようでした。
しかし、アオヤギ式巣箱は木製なので、今後はシロアリ対策も考えなければいけません。
オオスズメバチも退治しないといけないし・・・
やることがいっぱいあるな~。
でも、やめられないし・・・
ハートのエースが出てこない、やめられない、止まらない。
数日前から孫たちが次々に帰省しています
このため、台風6号による畑や巣箱の被害確認も疎かになったまま、孫たちへのサービスに明け暮れています。
我ながらエライと思います。
今日は、お盆らしく私の実家で過ごしましたが、サービス精神旺盛な私は、絞ったばかりのハチミツを孫に食べてもらおうと採蜜を行いました。
(採蜜した重箱)

昨年春に捕獲したもので、一度も採蜜していないため、2年物のハチミツということもあって、少し濃い色になっています。
孫たちに見せましたが、特段の反応はありませんでした。
その上で、圧搾機によるハチミツの搾り出しを行いました。
(圧搾機)

孫たちは、搾りたてのハチミツを初めて食しました。
「甘い」という声があったものの、特段の質問もなく、1分足らずでその場を離れました。
ちなみに、私はこの暑さの中、防護服を着て汗だくになって採蜜を行いました。
圧搾機などの準備や採蜜後の収納ボックスなどの洗いも私一人で行いました。
私の家族は、「ねぎらい」という言葉を知らないように思います。
午後、元田んぼのあぜ道等の草刈りを行うため、実家に向かいました。
が、途中から小雨が降りだし、実家に着いた時には、いわゆるたらいをひっくり返したようなドシャ降りになりました。
本日の草刈りは、もちろん中止です。
なので、実家で久々のマッサージでした。
それよりも、急な大雨により実家の日本ミツバチたちが巣箱に戻れるか心配になりました。
どこかで、雨宿りしていればいいのですが・・・
(マッサージ機と巣箱)

私と同じように。
先週末に果樹畑の草刈りを終えたので、今日は元田んぼの草刈りでした。
(元田んぼの草刈り)

趣味とはいえ、休日の草刈りが仕事になりつつあります。
平日は、サラリーマンとして働いていますが、決して職務をないがしろにしているわけではありません。
我々は○○戦士(死語)です。
写真には、赤とんぼが写っています。
曇り空だったので、意外にはかどって、元田んぼの草刈りは、ほぼ終えることができました。
明日は、あぜ道などを刈るつもりです。
さて、元田んぼには、キウイ棚の下に日本ミツバチの巣箱があります。
(キウイ棚下の巣箱)

私が所持している巣箱は、それぞれ捕獲直後からその経過を記録しています。
この巣箱は、2年前の春に捕獲した後、現在8段を重ねています。
その間、台風による転倒などもありましたが、スムシやオオスズメバチの被害もなく、のべ5段分のハチミツをいただきました。
私にとっては、いわば優等生です。
紹介します、その蜂たちです。
(キウイ棚下の日本ミツバチ)

私の職場にはない、エリート集団に見えます。
梅雨の影響で、草の伸びの早い時期を迎えています。
そういうことで、今日は高温高湿の中、草刈りを行いましたが、もちろん、草刈りだけじゃ身が持たないので、巣箱巡回を兼ねました。
今春に入居したとある巣箱を内検したところ、なんとアオヤギ式巣箱と巣門の1段が白アリに喰われていました。
白アリに巣箱が喰われたのは、養蜂を始めてから初の出来事です。
この巣箱、川に近いところに設置しているので、もしかしたら他の場所より湿度が高いのかもしれません。
さっそく、実家の作業場に戻って、代わりのアオヤギ式巣箱と巣門の1段を取って戻り、交換しました。
が、交換しながら気付いたのですが、なんとなんと、巣門の上の重箱1段も白アリに喰われていました。
ちなみに、ちょうど1か月前に、この巣箱の内検をしましたが、その時には白アリを確認していません。
仮に、この時点でアオヤギ式巣箱が白アリに侵されていたとしても、その後、たった1か月で重箱2段近くを食ってしまうのだから、白アリの早食いの脅威を感じます。
ということで、再び、実家の作業場に戻って、重箱1段を持ち出し、都合2段を交換しました。
補足すると、白アリに喰われた重箱1段は、今年の春に製作したばかりでした。
(交換した重箱5段目、巣門の重箱及びアオヤギ式巣箱等)

上から4段目の重箱と左下の白アリにやられた重箱(5段目にあった)が、今春製作したものです。
白アリに侵されたこれらの箱は、再利用することができないと判断し、持ち帰って焼却処分することにしました。
そして、焼却する前にブログ用の写真を撮ろうと作業場前に置いていたところ・・・
(白アリに喰われた巣箱)

あっという間に、アリが集まって白アリの巣に侵入し、白アリを引きづり出しては、連れ去ってくれました。
(アリVS白アリ)

日本ミツバチが白アリに倒されたわけでも、倒したわけでもありませんが、ここで今回のタイトルを思い付いた次第です。
なんとなく、ズレてはいますが・・・教養のあるところを示したかったのです。
その上、撮影直後、私の手によって巣箱を焼却した事実もありますが・・・
今日は、朝から雨です。
今春の日本ミツバチの捕獲(入居)は好調なので、ちょっぴり残念ですが、こんな天気にこそ、足りなくなったアオヤギ式巣箱を作る良い機会です。
さっそく、実家の作業場でアオヤギ式巣箱作りに励みました。
その作業の中で、物置から工具とともに不要な材料を利用しようと確認していたところ、日本ミツバチを始めた頃に親父が作った巣枠式巣箱を発見しました。
(作業場)

思い起こせば、当時、親父は誰かから巣枠式巣箱の作成を依頼され、テスト用として同じ物を作っていたのでした。
前回のブログのコメントにおいて、ちょうど巣枠式巣箱の話題になっていたので、このことがすごく気になり始めました。
そうして、捕獲できるよう準備を整えておくことにしました。
(巣枠式巣箱)

巣箱の掃除をしながら、中身を確認したところ、巣枠が1枚足らないのに気付きました。
ま、入居した後に一枠作ればいいでしょ。
などと、思ったことで、すぐにでも設置したいという衝動に駆られました。
などと思ったときには、すでに蜜蝋を塗り始め・・・
(巣枠式巣箱の設置)

雨の降る中、設置しました。
もちろん、びしゃ濡れです。
後で冷静になってみると、別に今日の設置でなくてもと思い返します。
なんでしょうかね、この後先考えない、歯車が壊れたような行動は?
「趣味の果樹」のブログであるにもかかわらず、最近、日本ミツバチの内容ばかりになっています。
そこで、今日こそ、果樹と決め込んでいたものの、本日も日本ミツバチがメインになってしまいました。
果樹ファンの皆様、ごめんなさい。
さらに、昨日と同様、長文に加え写真が多くなってしまいました。
併せて、ご容赦願います。
昨日、日本ミツバチの強制収容のほか草刈りなどを行い、夜はバドミントン、捕獲の宴等々あって、就寝が深夜になってしまいました。
このため、今朝の起床が遅くなりました。
それで、昼前に昨日強制収容した巣箱の確認に向かいました。
すると、なんと1匹残らず逃亡しておりました。
いわゆる、もぬけの殻です。
自分なりに、その原因を検証してみました。
そもそも、強制収容した場合、その巣箱が気に入らない場合があります。
その上、私がパニクりながら強制収容したため、蜂たちが常時混乱していたこと、そして女王蜂の確認を怠っていたこと、さらに収容された蜂たちが落ち付かないまま、その巣箱を移動したことなど、逃亡に至る材料がたくさんあったように思います。
でも、強制収容の苦労があっただけに、この1群が逃亡したことはガッカリでした。
失恋と同じくらいショックでした。
まして、昨日は、自然消滅の1群があったので、なおさらです。
それでも、気を取り直してブログ(果樹)の材料にと思い、その直後、果樹畑に向かいました。
が、なんと、なんと巣箱が昨日と同じ状況になっていました。
そうです、巣門の前で分蜂しているのです。
(元巣)

昨日の再現です。
しかし、今日の私は昨日の私と違います。
慌てることなく、じっくり考えました。
同じ過ちを繰り返したくないので、巣箱の前に集合板を置くことなどしません。
手を加えず、放置と決め込みました。
どこかに集まって、蜂球になるのを待つことにしたのです。
結局、目の前の集合板には集まらず、イチジクの幹に集まり始めました。
(集まる日本ミツバチ)

私自身、初めて見る光景ですが、面白いように蜂が集まってきました。
その時の羽音は、近所迷惑になるかと思うくらいすごいものでした。
そして、蜂球。
(蜂球)

だいぶ、蜂たちが落ち付いているように見えます。
しかし、私もこれぐらいでは動じません。
写真を撮る余裕さえあります。
その上、ちゃんと女王蜂の存在を確認することができました。
残念ながら、女王蜂の撮影はできませんでしたが・・・そういう意味では余裕がなかったのかも?
そして、分蜂群を捕えるため、蜂球の下に空箱を置きました。
(分蜂群と空箱)

元巣から3回目の分蜂なので、昨日までの分蜂群に比べて、蜂の数も少なくなっているように思えます。
写真は撮っていませんが、その後、分蜂群を空箱の中に落とし入れ、べニア板で蓋をし、巣箱ごとひっくり返して、その場に置きました。
昨日に引き続いての強制収容です。
(日本ミツバチを強制収容した巣箱)

強制収容を逃れた蜂たちも、自らその巣箱の中に入っていくようでした。
私は、この場からこの巣箱をずーっと観察していましたが、巣門から出る蜂たちは、蜜を求めにいくことはせず、付近を少し飛んでは、巣の中に戻っているように見えました。
偵察蜂の動きに似ています。
蜂たちは、この巣箱を住みかにするかどうか悩んでいるようです。
昨日の強制収容の蜂は、このタイミングで巣箱を移動したので、逃亡に至ったのかもしれません。
きっとそうです。
このため、私は蜂たちがちゃんと住みつくか、夕刻まで飽きもせずにずっと見ていましたが、逃亡するわけでもなく、また花粉を持ち帰るものもなく、偵察状態に変化はありませんでした。
なので、巣箱の移動は明日以降にすることにしました。
それでも逃亡が怖いので、もしかしたらこのまま果樹畑に2箱設置するかもしれません。
二度目の失恋が怖いのです。
ということで、週末に二日続けての強制収容でした。
まだまだ知らないことが多く、勉強になりました。
新年度になりました。
思い起せば数十年前の今日、新入社員として期待と不安を胸に極度に緊張していた私でしたが、今では、のんべんだらりと趣味に没頭しております。
さて、桜が咲き乱れる今日は、当然ながら巣箱巡りです。
ほとんど変化はなかったものの、昨年、遅くに入居した巣箱が息絶えていました。
(息絶えた巣箱)

極小群だったので、ハチミツを与えたりしていましたが、立ち直ることはできなかったようです。
それにしても、最近になって消滅群が多い。
巣箱巡回を終えると、私は果樹畑の草刈りに没頭していました。
そうしていたところ、巣箱の巣門当たりで蜂たちが集まり始めていたのに気付きました。
初めて見る光景で、私はややパニックになりながら、分蜂が起こっていると判断しました。
しかし、蜂たちは巣門付近に団子になるばかりで、近くにある集合板に向かおうとしません。
そこで、私は分蜂群を直接空箱に入居させるを思い付き、果樹畑にあった待ち箱(空箱)をその巣箱の前に置きました。
(分蜂群を直接空箱に入居させようとした図)

しかし、空箱の中に入ろうとしません。
なぜでしょう?
~少し時の流れ~
♪タッタラー♪
落ち付いて考えてみたところ、一度蜂球を作らなければ入居しないことに気付き、巣門の前に集合板を置くことにしました。
(巣門前に集合板を置いた図)

これで蜂球を作るはずですが、巣門前なので攻守入り乱れております。
下から見るとこんな感じです。
(分蜂蜂球?)

焦って撮影したので、斜めになっています。
時間が経過すると、やや落ち付いてきたので、集合板の下に空箱を置いてひっくり返しました。
強制収容です。
(手前:強制収容した巣箱、奥:元巣箱)

女王蜂の有無は確認しませんでしたが、女王蜂がいることを前提に、その巣箱は軽トラに乗せて、別の場所に移動しました。
女王蜂が入居していることを心から願っています。
ところで、強制収容した後、果樹畑に置いてある待ち箱2箱を確認したところ、なんとたくさんの偵察蜂がキンリョウヘンの花に重なり合っていました。
もしかしたら、強制収容しなくても、蜂たちはキンリョウヘンのある巣箱に入居していたのかもしれません。
(強制収容した巣箱を移動した後、確認した待ち箱の図)

すでに偵察蜂の姿はなく、キンリョウヘンの花は一部溶けてうなだれています。
このキンリョウヘンは、使い物にならないかもしれません。
果たして、強制収容は良かったのかどうか?