今春は、天気が続いていることもあって、日本ミツバチの捕獲が例年になく好調です。
今週だけでも3群、計5群を捕獲しました。
中でも、年越しで飼っている果樹畑の巣箱が2回の分蜂を行い、いずれも強制収容できたことが大きいと思います。
巣箱作りや場所の確保に悩んでいた2年前のあの頃がウソのようです。
でも、そういう試行錯誤があったからこそ、今があるのかもしれません。
ところで、最近の趣味の果樹は、ミツバチにそれているような気がします。
とにかく、今日は、その蜂の様子を見に行きたかったのですが、あいにくの雨。
(雨の果樹畑)

雨でも温室があります。
(新芽のぶどう)

(新芽のアボカド)

よく見ると、脇から新芽が伸びています。
種から発芽したアボカド。
その後、爪楊枝のような枝が葉を付けることなく上に伸び続け、15センチほどになった今日、ようやく子葉らしいものが確認できるようになりました。

発芽から子葉の確認まで、なんと40日もかかっています。
しかし、この天に向かって真っすぐ伸びる成長ぶりは、その辺の草とは違って大木になることを示しているかのようです。
きっと、根っこも、この小さな植木鉢の中で窮屈そうに曲がりくねっていると思われます。
アボカドに意地悪したくないので、週末にでも大きな鉢に植え替えてやりますか。
子葉(しよう)がないな~
早くも初滑りです。
帰宅後、晩酌しながらテレビを見ていたところ、アボカドの鉢の中央に何か白い物があるのに気付きました。
(手前の鉢)

目を凝らして見ると芽のようです。
(アボカドの発芽)

種を植えてから発芽まで、約一カ月掛かりました。
ここまで来れば、子葉に至ることも間違いなしです。
とは言うものの、熱帯の植物なので、この冬を乗り切らなければなりません。
これを克服するため、さっそく、実生からの育て方をネットで検索してみました。
すると、私の知らなかった、次のことが判明しました。
1 みかんの育つところでは、露地栽培が可能であること(意外と簡単に育てられそう!)。
2 成長が早く、1年で1メートルくらいに成長すること(これは楽しみ!)。
3 「アボガド」ではなく「アボカド」が正しいこと(我が家では、「アボガド」と呼んでいたため、ひと月前のブログにも「アボガド」と記していた)。
恥ずかしながら、今回の発芽によって、アボカドの本当の呼び名を知ることができました。
しかし、ブログのカテゴリ名の変更方法が分からない!
どうしましょう?
たまに、妻がアボガドをサラダに刻んで入れます。
ということで、今日から窓際で、アボガドを種から育てることにしました。
(一昼夜、水に浸けていたアボガドの種子)

チューリップの球根に似ています。
(アボガドの種子を植えた鉢)

久々の種子からの栽培です。
私にとって、種から大きく育てるというスタイルは、園芸の原点なのかもしれません。
とは言うものの、このアボガドは、長く冷蔵庫に入れていたので、発芽しないかもしれません。
さらに、アボガドは熱帯の植物であるため、温室で育てて枯れたマンゴーやアセロラなどの二の舞になる可能性があります。
そこで、もし発芽しても実を成らすことをあきらめ、観葉植物としてアボガドを育てようと思います。
大きく育てる夢を捨て、私は小さな人間になりました。
齢を重ねた結果でしょうか?